ピアノ 初心者講座
こんにちは、中野ピアノ教室です。
中野ピアノ教室初心者講座第7回目は『ピアノの誕生と歴史』をお届けしたいと思います。
みなさん、ピアノがいつ誕生したのかご存知ですか?
今日は、「ピアノの誕生」と「ピアノの祖先」についてお話したいと思います。
ピアノの誕生
ピアノが誕生したのは1709年、イタリアの楽器製作者バルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコ(Bartolomeo Cristofori di Francesco, 1655-1731)という人が発明したと言われています。
彼が発明したのは「弱音と強音をもつクラヴィコード風チェンバロ(伊語:クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ、原語表記:gravecembalo col piano e forte)」というピアノです。
楽器名であるクラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテは、当初は 略してピアノフォルテと呼ばれ、それをさらに簡略して現在はピアノという名称が定着しています。
ピアノの祖先
誕生してからまだ300年ほどしか経っていないピアノですが、ピアノの祖先を辿るとその歴史は11世紀頃まで遡ります。
ピアノの一番最初の先祖はハンマーダルシマーという楽器です。
この楽器はペルシャに起源を持ち、11世紀頃に中近東からヨーロッパに伝えられたと言われています。
ダルシマー(言語表記:Dulcimer)は、Dolce(甘い)+Melody(音色)(ラテン語:dulcis+melos)の合語で、「甘い音色」の名のとおり美しい音色を出すこの楽器は、当時のヨーロッパの人々を魅了したようです。
台形の木箱に張られた約70本の鉄弦を木槌(木製のハンマー)で叩いて音を出すのですが、その奏法は非常に難易度の高いものであり、素人が弾けるものではありませんでした。
そのような理由から、素人でも弾けるダルシマーを作るため、鍵盤を押して弦を叩く仕組みが考案されたのです。
今回は「ピアノの誕生と歴史」について中野ピアノ教室講師がお話いたしました。
ピアノの祖先を遡ればもう10世紀も経つことになりますね。長い時間を経て、現代でも多くの人々に愛されていることを考えると、なんだかとっても素敵なことだと思いませんか?
中野ピアノ教室では、無料体験レッスンも行なっておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
Let’s enjoy piano ー⑅◡̈*